史上初の人間の言語を使用するシャチの音声記録の成功!

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海中の食物連鎖の頂点に立っており、知能も非常に高い水中最強の動物。

この動物は、マイルカ科のチェデジョンのシャチです。

 

狩りの腕前はもちろん、コミュニケーション能力も優れているのにです。

自ら音の種類を区別して使用することもできると言います。

 


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今回史上初めてシャチが人間の言語を模倣するのに成功したとするんですが。

ちょっと薄気味悪く響くかもしれないが、"ハロー""バイ"などの言葉とトレーナーの名前である"エイミー"を発音できるようになったとします。

 

 

トレーナーと似たように発音しようとするシャチ

 

もちろん、このシャチは真の意味で"言う"わけではありません。

あくまでも人間の言語を真似しているだけです。

 

しかし、哺乳類の知性と社会的学習の性質に対するいくつかの興味深い疑問が提起されていることも事実です。

 

音声の波形は人間に近い。

 

このシャチはフランスマリンランド水族館で飼育されている14歳の雌のシャチ"ウィキ"です。

マドリードコムプルルテンセ大学は"Proceedings of the Royal Society B"という研究を通じてシャチの声学習と模倣能力を調査しました。

 

繰り返された訓練を通じてウィキはトレーナーが言う"ハロー"、"バイバイ"、"阿"、"エイミー"、"ワン、ツー、スリー"などの単語を真似できるようになりました。

 

もちろんこれを成功させるために、数多くの訓練の繰り返しをしなければならず、その声も人間の声と近いこともありません。

それでも音声の波形は人間と非常に近いと言いますね。

 

 


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シャチの利口さを証明したサレハ

 

ウィキは言語を駆使していることがありません。

ウィキは言葉の意味を正確に把握できないままオウムのように、音を繰り返しているだけです。

そうだとしてもシャチの利口さを証明していることには間違いありません。

 

非常に複雑な音声も学習できるウィキの能力は、シャチが非常な模倣能力を持っているということを立証しているものであり、従って高級社会的知能があることを知ることができます。

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人間の知性の進化も模倣から始まった

"人間の知性の進化を加速させた最も大きな原因の一つは社会的学習を通じて模倣して文化を育成する能力"ためだとマドリードコムプルルテンセ大学のホセ・博士は言います。

 

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人間の音声をまねることができる動物はシャチだけではありません。

これまでオウム、オランウータン、シロイルカなどが音声学習を通じて人の話し声を認識したという報告があります。

アジア象が鼻を通して言語を模倣した事例もありました。

 


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