英国のあるスーパーマーケットに猫を記念する小さな銅像が建てられて注目を受けています。
広い空き地や野外ではなくスーパーマーケット内部のポストを堂々と占めており、何か事情があるのか、好奇心を刺激します。 銅像を猫を向けて建設されたなら、興味深い話があるみたいですが。
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(▲モリスンジュに出勤するブルータスの後姿)
この猫の名前はブルータス(Brutus)です。
英国ウェールズのフリントシャーのセルトゥニラン小さな村に住んでいた猫です。
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ブルータスは家で200m離れたモリスンジュ(Morrisons)というスーパーマーケットに一日も欠勤せず、6年間、出勤しました。
たとえ給料はなかったが、誠実な職員でした。
(▲左/在庫が不足することを体で表現、う/魚の鮮度を鑑別の中)
ブルータスは多様な業務をしました。
猫の飼料の在庫管理、新たに入って来た魚の鮮度鑑別、売り場のパトロール業務、モリスンジュを訪問した顧客と記念写真撮影などで忙しい日々を過ごしていた。
雨が降ろうが雪が降ろうが出勤するブルータスは誠実さにより、いつのまにかモリスンジュの有名人になりました。
(▲左/売場を、パトロール中、う/商品を購入したお客さんのために撮影サービス)
猫らしからぬ人によく従って愛嬌が多い売り場を訪問した顧客たちに大きな人気だったブルータスに、青天の霹靂のようなことができます。
多発性嚢胞腎という不治の病が訪れたのです。
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腎臓に小さな嚢胞が生じて、だんだん腎臓を圧迫し、結局は腎不全を起こして死に至るようにする恐ろしい病気です。
(▲左/快癒を祈るメッセージと花、う/ショッピングカートをベッドにして休憩中)
不治の病で治療受けてるいることにもかかわらず、モリスンジュに出勤することだけは止めなかったそうです。
本当にすごかったプロ精神が感じられるでしょう? しかし、ブルータスを節約する多くの人の応援にもかかわらず、3年間の闘病生活の末に今年1月、死んでしまいました。
ブルータスの残念な事を聞くようになった地域住民たちは哀悼のメッセージを送ってきました。
また、小さな幸せを分けてくれたブルータスを向けて4000ポンド(約60万円)を集めて小さな銅像を作ることにしたのですが…。
モリスンジュの経営陣も銅像の設置を許可しました。 もうブルータスの銅像はスーパーマーケットの名物になりました。
スーパーマーケットを訪問した顧客たちに、少しでも日常の幸せを感じさせてくれたブルータスまた、自身の銅像を見て、天の国で喜ぶようですね。
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